Story
明治神宮外苑は明治天皇と昭憲皇太后のご遺徳を永く後世に伝えるため、
旧青山練兵場跡に造営が計画されました。
全国国民からの寄付金と献木、青年団による勤労奉仕により、聖徳記念絵画館、
憲法記念館、陸上競技場・明治神宮野球場・相撲場などのスポーツ施設が整備され、
大正15年(1926年)10月に明治神宮に奉献されました。
明治神宮外苑のシンボルともいえるいちょう並木は、
日本の近代造園の師といわれた折下吉延博士による
計画のもとで樹木の育成が始まり、大正12年(1923年)に完成。
聖徳記念絵画館が並木の先に美しく見えるよう、
遠近法の手法を用いて設計されています。