神宮外苑地区まちづくり
神宮外苑地区まちづくり

Disaster prevention 防災性の向上

広域避難場所としての機能

広域避難場所としての位置づけをふまえ、災害時に防災拠点として活用できる広場を整備

震災が起こった時に拡大する火災から人々を安全に保護するための場所として自治体から指定された公園などを「広域避難場所」と呼びます。

オープンスペースの割合が増加

災害時における広場の活用イメージ

  • 物資支援

    災害情報の提供

    水の提供

  • 炊き出し

    マンホールトイレの設置

    非常用電源

避難訓練や地域の防災イベントも実施可能

※出典:三井不動産公式ウェブサイト

各施設での帰宅困難者対策

一時滞在スペースを
新たに約10,000㎡確保

水や食糧などの防災備蓄倉庫を設置

施設内に非常用
発電機の設置を計画

7,000人が発災後72時間後まで外苑エリア内に留まることが可能な計画

災害時の人命救助において生存率が大きく変化する時間は3日間とされ、一般的に「72時間の壁」と呼ばれます。国や自治体が発災直後に人命救助に専念できるよう、都内事業者は3日分の備蓄品の確保が努力義務とされています。

オープンスペースの割合(面積比)

整備前
21%
整備前 約21%
整備後
44%
整備後 約44%
※オープンスペースとは、計画地における広く一般に公開されている公開空地等の広場、緑地、歩行者通路及びこれと一体的な空間を形成しているもの等を指します。
※緑地等については管理上、人の出入りを制限している部分を含みます。

Pedestrian network 歩行者ネットワークについて

オープンスペースが広がります
整備前

フェンスで仕切られて入れない
空間が多い

整備後

誰でも、オープンに立ち入って過ごせる
場所が約21%から約44%に増加

※公園まちづくり計画の区域に対するオープンスペースの割合
絵画館前の広場がよみがえります
整備前

青山通りから4列いちょう並木の
歩道をぬけると、フェンスで覆わ
れた軟式野球場が遮り絵画館まで
まっすぐに進むことができない

整備後

創建時の芝生の姿を基調として、再整備
された庭園の中を、絵画館に向かって
まっすぐに歩けるようになります

バリアフリー対応を行います
整備前

地下鉄駅や施設間のバリアフリー
経路が連続的に確保されていない。
行き止まりが多く、各施設への
アプローチが回り道

整備後

行き止まりが解消され、駅や
施設間からのバリアフリーも改善されます

混雑緩和して歩きやすくなります
整備前

スポーツ観戦の日の混雑時は、
歩きづらい

整備後

歩行者動線も大きく改善されて、
歩きやすくなります

地下鉄外苑前駅からの接続が変わります
整備前

外苑前駅からいちょう並木へは
青山通りを経由

整備後

外苑前駅から事務所棟地下通路を通れば、
いちょう並木はもう目の前。
球場へのアクセスも、
快適で安全な動線が整備されます。

Open space 「つながり」が生まれる、
緑の空間

スポーツ施設の周辺には、人、自然、風景が
つながる緑の空間を創造。
新しい神宮外苑の趣として、
愛すべき癒しのネットワークが誕生します。

※掲載のパースやイラストは計画段階の完成予想イメージであり、変更の可能性がございます。