
みどりを皆で楽しむために
新たな神宮外苑地区のみどりを皆で創り楽しむ取り組みとして、
皆様から賛助金を募り新しいみどりを創っていく「令和の献木プログラム」を実施しているほか、市民参加型のイベントなどの施策の実施を予定しています。
詳しくはこちら
イベントについて
令和の献木プログラムについて
工事でいちょうの根を傷つけないよう、
丁寧に作業を行います。
01ヘデラ・下草の除去
いちょうの根の上に植えられているヘデラは極めて生育旺盛な植物で、いちょうへの水分供給に伴う競合ストレスを避けるため、いちょうの根を傷つけないよう注意しながら下草とともに撤去いたしました。
02水圧穿孔による土壌改良
土壌調査の結果、土壌の硬さと固結部分の存在が明らかとなりました。対策として、いちょうの根がより伸長しやすい環境となるよう、いちょうの根を極力傷めずに土壌を膨軟化するための水圧穿孔による土壌改良を実施しました。
03稲ワラマルチ設置
特に夏期の土壌の乾燥を防ぎ、秋期・冬期の保温のため、地表に稲ワラマルチを設置いたしました。
04灌水設備設置
いちょうの根に十分な水分を供給するため、自動で定期的に水分供給が可能な潅水設備を設置いたしました。
05旧通路舗装基盤の撤去
現在のテニスコートが建設される前に敷設された旧通路について、根系伸長の分断・阻害の原因となっていることから、いちょうの根を傷つけないよう慎重に舗装基盤を撤去し、良質土にて埋戻しを行いました。
06いちょう並木沿道店舗内ウッドデッキ設置
店舗テラス部分のインターロッキングブロックを撤去し、いちょうの根の生育環境改善のための水圧穿孔による土壌改良、さらに乾燥防止のための稲ワラマルチ・灌水設備の設置をした上で、いちょうの根への踏圧対策を目的として浮き床構造のウッドデッキへ変更いたしました。
01水圧穿孔による土壌改良
2024年の措置と同様に、いちょうの根がより伸長しやすい環境となるよう、いちょうの根を極力傷めずに土壌を膨軟化するための水圧穿孔による土壌改良を継続実施しました。
02設置済み稲ワラマルチの整地
2024年の措置にて設置済みの稲ワラマルチについて、期間の経過や01の水圧穿孔に伴うワラの乱れに対する整地を行いました。
03灌水設備点検
前回措置にて設置した灌水装置およびホースの点検を実施し、設備に問題がないことを確認できました。
01幹周の計測
2024年4月に8本のいちょうに対してデンドロメーターを設置いたしました。
デンドロメーターは幹周を測定する観測装置で、幹周は樹体の状況が最も顕著に表れるため、いちょうの生長量の把握及び樹勢回復措置に伴う効果の確認が可能となります。
なお、デンドロメーターの設置によるいちょうの生育への悪影響はございません。
02土壌水分の計測
西側1列のいちょう付近において、定期的に土壌水分計による土壌水分の計測を行うことにより、土壌水分の過剰・適湿・乾燥が把握でき、灌水間隔・灌水量が適正かどうかの把握が可能となります。
4列のいちょう並木を保全し、聖徳記念絵画館を臨む見通しの良い美しい景色を後世に継承します。
聖徳記念絵画館前の広場には新たな樹木が並び、聖徳記念絵画館を前景とした象徴的な2.5haの絵画館前広場を整備します。
ホテル併設野球場棟とラグビー場棟の間には中央広場を整備し、
オープンスペースの増加に寄与します。
隣接するエリアへの移植・新植によって御観兵榎周辺と対をなす新たな樹林帯を創出します。
地区を南北に貫く「みどりの散策路(2029年以降完成予定)」を整備し、
回遊性向上に寄与
新たな神宮外苑地区のみどりを皆で創り楽しむ取り組みとして、
皆様から賛助金を募り新しいみどりを創っていく「令和の献木プログラム」を実施しているほか、市民参加型のイベントなどの施策の実施を予定しています。
詳しくはこちら
イベントについて
令和の献木プログラムについて
以下のデータについては
資料一覧のページをご覧ください。